交通事故の怪我でレントゲン検査で骨に異常がありません!じゃあ、湿布でも貼っておけばそのうち治る?のお話。

 

お早う御座います。

 

レントゲン検査で骨に異常がありません!と言われたら

じゃあ、湿布でも貼っておけばそのうち治るだろう!と一般的には

考えられる事が多いようです。


ねん挫=骨折してなくて良かった=軽傷

との図式が一般的に出来上がってしまっている様です。

そもそも、ねん挫とはどの様な損傷なのかを知っている人は

少ないのではないでしょうか?

 

ねん挫は可動性のある関節ならばどこでも発生します。

一般的にはねん挫は足首や手首、指の関節と想像されるようですが

股関節、頸椎、腰椎等、大きな体幹の関節もねん挫する事は珍しくありません。

 

関節が外力や自己の体重、バランスが崩れた際に正常に動く範囲を超えて矯正されて

ねん挫と言う損傷が発生されます。当然、骨折ではないので骨に異常はありません。

しかし、痛みも腫れも出血も発生する事があります。

という事は骨以外の組織が損傷していなければその様な状態にはならないはずです。

レントゲンで骨に異常が無くとも、骨以外の組織はレントゲンには写らないだけで

損傷しているのです。

 

骨折ならばギプス固定が必要になる事は当たり前に思う事でしょう。

湿布だけの処置ならば、え、これだけ?と怒ると思います(笑)

ならば、何故、ねん挫は湿布だけで良いと思うのかが不思議でなりません。

 

骨折してなくとも痛みや腫れ、出血が出るという事は骨以外の軟部組織が

損傷しているのですから固定などの処置が必要な事もあります。

ねん挫で発生する軟部組織損傷とは主に靭帯が挙げられます。靭帯損傷です。

その他にも関節包、腱、筋等の組織が損傷している場合もあります。

 

靭帯の損傷度合いによっては骨折の方が軽傷な場合もあります。

骨に異常ない=ねん挫=軽傷という様な図式は明らかに間違っており、

後遺症やねん挫クセになる可能性があるますので、骨に異常が無くとも

湿布だけ痛み止めだけの軽い処置は禁物です。

 

ほっといたら治るかな?と安易に考えない事が大切です。
しっかり治療院で治療することです。

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