高齢者たちはなぜ運転を続けるのか?①の話 

高齢者たちはなぜ運転を続けるのか?①の話 

高齢者ドライバーによる交通事故は今に始まったことではありません。
身体能力の衰えが生じていることも理解しているはずです。
しかし、全ての高齢者が免許を返納しようとはしていないのが実情です。
なぜ高齢者ドライバーは車を運転し続けるのでしょうか?
(1)「車=足」    
全国には、公共交通機関が未発達であることから、日常生活に欠かせないスーパーや病院などへは車でないと行けないという地方も多くあります。
そうした場合、高齢者にとってはまさに「車=足」であり、なかなか免許を自主返納できない、車を手放せないといった状況が続いているのが現状です。
このことは運転免許証の自主返納率にも表れています。警察庁「運転免許統計」(平成30年度版)によると、一番高かった都道府県が東京都の7.25%(免許保有人口あたり)で、最も低かったのが茨城県の3.19%と約2.27倍もの差がありました。
(2)運転が好き(自信がある)    
高齢者は長年車を運転してきたという自負、自信を持っています。
また、いつも利用する道路が通り慣れた道路であれば、「いつもの道だから大丈夫だ」という安心感を抱きがちです。
そうした気持ちがいつの間にか運転に対する過信へと繋がり、事故につながる要因となっていると指摘されています。   
また、誰でも歳を取れば、身体的な衰えにより、これまでできていたことが普通にできなくなってきます。
しかし、こうした衰えを受け入れることができず、免許の返納、車を手放すことも自身の衰えの一種として捉え、運転できなくなる事実をなかなか受け入れられない高齢者も多いようです。
こうした高齢者の意識が、高齢者に運転を継続させる要因の一つではないかと指摘されています。
つづきは、次回のブログに書きます。
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