高齢者ドライバーによる交通事故をなくすために家族ができることとは の話①

高齢者ドライバーによる交通事故をなくすために家族ができることとは の話①

それでは、今、家族としてできることはどのようなことがあるのでしょうか?
(1)車に安全装置を施したり、安全装置を搭載した車に乗り換える    
高齢者による交通事故が社会問題化してからというもの、アクセルとブレーキの踏み間違いを防止するための特殊なペダルや、急加速を抑制する装置などが開発・販売されるようになりましたので、それらの導入を検討してみてもよいかもしれません。
また、最新の車には、あらかじめペダル踏み間違い時加速抑制装置や自動ブレーキ等の機能が搭載されているもの(サポカーS)が多いため、そういった車に乗り換えることで被害の発生を未然に防いだり、万が一の場合に被害を軽減したりすることができるかもしれません。
(2)高齢者ご本人と話し合う    
今も問題なく車を運転している高齢者ドライバーに対して、「明日から運転を止めて」などと言っても聞き入れてくれるはずがありません。
じっくりと時間をかけて、免許証、車を手放した際の生活などについてご本人と話し合っておく必要があります。
(3)高齢者ご本人に身体能力等の衰えを自覚してもらう    
先ほどご紹介したように、身体能力の衰えを認めたくないという高齢者の方もおられるでしょう。
そんなときは、客観的に表れたデータ(項目)を示して身体能力等の衰えを自覚していただくのも一つの方法です。
まずは、以下の項目を高齢者ご本人とともに確認してみてください(高知大学 上村直人医師考案)。   
行き先・目的地を運転中忘れる   
中央線・センターラインの不注意   
車庫入れ・枠入れの失敗   
道路標識・信号機の理解   
速度制限・速度の維持   
交通環境への注意力維持   
運転操作(ブレーキ、ギアチェンジなど)   
自動車のメンテナンス(ガソリン、オイルなど)   
他の交通者への注意維持(歩行者、自転車など)   
車間距離の維持

つづきは、次回のブログに書きます。
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